seven_headphoneのブログ

ヘッドホンはお好きですか

hiby r5gen2のレビュー


【スペック】

メーカー:hiby

発売年:2022年

参考価格:66000円
形状:デジタルオーディオプレーヤー(DAP)

特記事項:最大35時間連続再生、A級アンプ回路搭載、ESS DAC

オススメ度:4.5

☆r5gen2の良いところ

・スタミナ…バッテリー持ちは素晴らしい。エコノミーモードでの連続35時間再生というのはandroid搭載DAPの中だと現在でも最高レベルだ。実際、DAPを長時間使用する筆者でも数日に一度の充電で済んでいる。

・音質…癖の少ない滑らかでサラサラした音。接続する機器を選ばない。物足りなく感じたらA級アンプモードにすると良いだろう。

・出力…イヤホンは勿論、大抵のヘッドホンもアンバランス接続で鳴らすことが出来る。具体的に機種名を挙げると、T60RP・k340等の鳴らしづらいヘッドホンも鳴らせる。staxとse-700は鳴らせなかったが、この価格帯のDAPにそれを求めるのも酷というものだろう。

・バランス接続…2.5mm、4.4mm両方の端子を搭載している。便利。

・A級アンプモード…r5gen2はクラスA級アンプ回路を搭載しており、オンオフを自由に切り替えることが出来る。オンにすると音の厚みと解像度と立体感が増し価格帯を超えた表現を見せてくれるが、そのかわりバッテリーの消費が激しくなる(アンバランスで10時間)

・滑らかな動作。搭載している機能は色々古いはずなのだが、カクつかず滑らかに動く。

★r5gen2の良くないところ

・端末スペック…android8.1、snapdragon425、RAM2.0GB。ガジェットとして考えると化石のようなスペックだ。実際、たまにアプリがクラッシュする。

・容量…本体の容量は僅か16GB。ほとんどアプリが入らない。

【総評】

 音楽再生機としては様々な面からとても便利な機種。スマホと似た直感的な操作が出来、かつこれだけバッテリーが持つDAPは唯一無二だと思う。動作と音質に不満を感じたら、上位機種のr6Ⅲに行くとサクサクかつ容量も64GBとそこそこあり、不満を感じずに楽しむことができると思う。ただ、連続再生時間は最長15時間でr5gen2の半分以下。そこは割り切りが必要だろう。もしくは本機と使い分けるのもアリかもしれない。

r5gen2:https://amzn.to/449qpkR

r6Ⅲ:https://amzn.to/4cTuEEM

とにかくバッテリー持ちが良いです