【スペック】
メーカー:audio-technica
発売年:2013年
再生周波数帯域:5㎐~24000㎐
参考価格:5280円
形状:カナル型
特記事項:SOLID BASS SYSTEM
【評価】
音質:40点 装着感:4 遮音性:4 音漏れ:5 デザイン:2.5 携帯性:3.5
オススメ度:3
【総評】
音の傾向は低音より。量感の多い、柔らかくぼわついた低音。中音は柔らかく温かい表現で悪くないのだが、殆どのソースでは低音がかぶってしまってこもったような音になってしまっている。高音はしっかり出てるし刺さりや破綻もない。しかしやはりどこか布を被ったような曇った音だ。解像度は値段を考えると低い。音場はイヤホンとして普通。音色はウォーム。切れ・スピード感は微妙。音圧は少ない。聞き疲れはかなり少ない。
良くも悪くもオーテクらしくない音のイヤホン。一聴してゼンハイザーのhd598を思い浮かべた。解像度は値段の割に低く、分かりやすい高音質ではない。しかし低域から高域にかけて音に破綻がなく、非常に聞きやすい音。作業用には良いかもしれないが、この値段を出して音楽鑑賞のためにイヤホンを買うならもっと他にも選択肢があると思う。
☆ath-cks55xの良いところ
・破綻、シャリつきのない音。
・聞きやすい
★ath-cks55xの良くないところ
・こもったような音
・オーテクなのに高音が微妙
【装着感】
良好。軽いし素材が全部樹脂なのでソフト。
【その他】
遮音性はそこそこ。耳掛けじゃないイヤホンにしては中々高い方だと思う。音漏れは殆どない。デザインはどことなく安っぽいが、値段を考えるとこんなものかなとも思う。あとオーテクのロゴが誇らしげでかわいいと感じた。
後継機はath-cks550x。