【スペック】
メーカー:Hzsound
発売年:2020年
再生周波数帯域:不明
参考価格:6500円
形状:カナル型
特記事項:金属筐体、カーボンナノチューブドライバー
【評価】
音質:67点 装着感:5 遮音性:2 音漏れ:3 デザイン:5 携帯性:5
オススメ度:5
【総評】
音の傾向はフラット。低音は柔らかく深く沈むが、少し弾むような感覚もある楽しい音。中音はずば抜けたクリアさと透明感が印象的。一方、情報量が少なく淡泊な感じもする。高音はある程度綺麗に伸びるが、超高音までは出ずにロールオフされていく。解像度は値段を考えるとやや高い。10,000円前後でも通用すると思う。音場は狭め。頭内に音が収まる感覚。音色は寒色系。切れ・スピード感はそれなり。低音のキレは中々良いが、全体的に音が柔らかくてマッタリした雰囲気になりがち。音圧は普通、聞き疲れは少ない。
文句無しにオススメできるイヤホン。heart mirror低音からの一番の魅力はわかりやすさ。低音から高音まで余すことなく再生され、篭りもスカスカ感も全くない。ただただ綺麗な音を楽しめる。もちろん基本性能はそんなに高くない(値段を考えると良いが)し、突き抜ける個性を求める人には物足りないかもしれないが、個人的には「何も難しいことを考えずにただ良い音を楽しむための道具」としてとても気に入っている。
☆heart mirrorの良いところ
・隙の無い音作り
・美しい筐体
★heart mirrorの良くないところ
・突き抜けた個性が無い
・遮音性が悪い
【装着感】
極めて良好。耳に滑らかにフィットして、全く痛くならない。
【その他】
遮音性は悪い。音楽を流していても外音が聞こえる。音漏れも多め。デザインは素晴らしい。一万円以下で鏡面仕上げの金属筐体は、中華以外では中々見られない。携帯性は良い。
廃盤。後継機はheart mirror proとheart mirror zero。
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