【スペック】
メーカー:SONY
発売年:2004年
再生周波数帯域:8Hz~80000 Hz
参考価格:25200円
形状:完全開放型
特記事項:スーパーオーディオシリーズのエントリーモデル
【評価】
音質:77点 装着感:4.5 遮音性:1 音漏れ:1 デザイン:4 携帯性:1
オススメ度:2.5
【総評】
音の傾向は高音寄り。低音は引き締まっていて質が良い。量感は少なめ。中音は非常にクリアでドライ。ここまでクリアなヘッドホンはAKGのK501くらい。高音は量が多く、金属を引き裂くような質感で容赦なく刺さる。解像度は値段なりだが、並外れたクリアさと音のバランスによりやや高く聞こえる。音場は非常に広い。開放型であることを考えても特に広い。横、縦、奥行があり立体的。音色は寒色。切れ・スピードは最高。音の豊かさ・聞き心地の良さ・滑らかさなど様々な要素を犠牲にしたスピード特化な音が楽しめる。音圧は強め。聞き疲れはかなりしやすい。
ピーキーな機種。この上なくクリアでレスポンスが良く、一部の女声ボーカルやスラッシュメタルのために生まれてきたのかとすら思える。その反面、ザラついたスカスカさを感じる音でもあり、大半のボーカル、管楽器に合わない。弦楽器は中々良いがこれを買うならK501を買った方が素直に楽しめると思う。とにかく高音が大好きで、メタルをよく聞く人にとってはコストパフォーマンスが最高の機種だろう。それ以外の人にはあまりオススメしない。
☆mdr-sa1000の良いところ
・非常にクリア
・スピード感のある音
★mdr-sa1000の良くないところ
・ザラザラでスカスカ
・聞き疲れが激しい
【装着感】
軽くて蒸れず良いが、やや側圧が強い。
【その他】
音漏れは激しいし、外の音はそのまま聞こえる。デザインは近未来的でカッコイイがビルドクオリティが不安。携帯には全く向かない。折れる。
廃盤。現行の開放型はmdr-mv1。
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