【スペック】
メーカー：SENNHEISER
発売年：2019年
再生周波数帯域：6Hz~ 19000Hz
参考価格：53000円
形状：カナル型
特記事項：モニターイヤホン、低歪み、made in german
【評価】
音質：80点 装着感：5 遮音性：4.5 音漏れ：5 デザイン：2 携帯性：5
オススメ度：4
【総評】
音の傾向は低音寄りの弱ドンシャリ。低音は重低音まで出ており、量も多い。質感としては緩い感じ。ぼわつくと言っても良いだろう。中音は低音に被り、やや引っ込む。しっとりとした滑らかな質で上品。高音はシャリシャリした感じで、低音に負けないように癖（チューニング？）が付けられているように感じる。解像度はかなり高い。正確に刻むような音。音場はかなり狭い。開放感が無い。音色は暗くウォーム。切れ・スピード感はイマイチ。ぼわつく。音圧はやや強め。聞き疲れは少ない。高音の癖の割に刺さらない。
ゼンハイザーのproシリーズ、値段で見ると2番目のイヤホン。上位機種のie500proがボーカルやギタリスト向けなのに対し、こちらはベーシストやドラマー向けらしい。実際良いイヤホンなのだが地味。キレの良い低音、クリアな中音、爽やかな高音…そういった分かりやすい音でなく、ゼンハイザーらしく暗くて堅実な音のため一聴して篭ってると感じる人も多いと思う。しかし良く聞けばかなり正確で解像度の高いことが分かる。個人的には手軽に上質なゼンハイザーサウンドが楽しめるから気に入っている。要試聴。
☆ie400proの良いところ
・堅実なモニターらしい音とゼンハイザーの音色の融合
・質が良い低音
・粒立ちが良い音
・高い解像度
★ie400proの良くないところ
・ボーカルが遠い
・篭り気味の音
【装着感】
素晴らしい。とても小型で耳に密着する。
【その他】
遮音性はかなり高いがシュア程では無いか。音漏れはほぼ無い。デザインは良くない。値段を考えるとあまりにも安っぽい。携帯性は良い。
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