【スペック】
メーカー：Ultimate ears
発売年：2007年
再生周波数帯域：10Hz~ 17000Hz
参考価格：29800円
形状：カナル型
特記事項：3BA
【評価】
音質：77点 装着感：2 遮音性：4 音漏れ：4.5 デザイン：3 携帯性：5
オススメ度：４
【総評】
音の傾向は弱ドンシャリ。低音は締まりが無く量感が多い。ただボンボン弾んでノリが良い。古い3BAイヤホンにありがちな低音と言える。中音はどうしても低音とかぶってしまうが、シルキーで心地よい滑らかな質感。高音は素晴らしい。キラキラと輝きシャリつかない。解像度は値段なり。元々5万円くらいのイヤホンだったため、そう考えると悪いと思う。音場は独特。横に広く、ここはイヤホンの中でもトップクラスだと思う。ただし奥行を感じられない。音色はややウォーム。切れ・スピード感はかなり良い。とにかくノリが良く感じる。音圧はやや強め。聞き疲れはしやすい。
通称UE10pro。大流行したイヤホン。当時高級イヤホンが少なく、特にリケーブルして永く使える多ドライバーのイヤホンが10proくらいしかなかったからだと思われる。音はとても良く、このイヤホンで音楽を聴いていると踊りたくなる。POPSやロックを聴く人には今でもオススメ出来る。弱点としては中低音のこもり。個人的には音場の広さとノリの良さで十分カバー出来ていると思うが、こもった音が嫌いな人は注意。
☆10proの良いところ
・ノリが良い音
・かなり広い音場
・迫力がありキラキラした音
★10proの良くないところ
・音の色付けが強く、モニター用には向かない
・良くない装着感
・こもった音
【装着感】
悪い。ノズルが太く、耳から飛び出す。イヤーピースを工夫する必要がある。
【その他】
遮音性はカナル型として普通。音漏れはかなり少ない。デザインは微妙。高級感が無い。携帯性は良い。キャリングケース付き。
廃盤。後継機種はドライバー構成的に7pro to goだろうか。
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