【スペック】
メーカー:(おそらく傳田聴覚研究所とオーディオインテルのコラボ)
発売年:不明
再生周波数帯域:不明
参考価格:不明
形状:密閉型
特記事項:USTテクノロジー(?)、made in japan
【評価】
音質:76点 装着感:4.5 遮音性:4 音漏れ:4 デザイン:1 携帯性:2
オススメ度:5
【総評】
音の傾向は高音寄りのドンシャリ。低音はある程度の厚みと締まりはあるがそこまで良質なわけではなく、ボンボンした感じの質感。中音は中々良い。かなりクリアだし、艶やか。そしてとても近い距離で鳴っていて低音と被らない。高音は特に伸びるわけでは無いが、量が多く迫力がある。刺激は感じない。解像度はk701くらいだと思う。音場感は独特。広さは標準で壁を感じる音だが包まれるような感覚。音色はややウォーム。切れ・スピード感はそれなり。音圧は強め。聞き疲れはかなりしやすい。
謎に包まれたヘッドホン。インターネットにも殆ど情報が乗っていない。形状・ネーミングセンスからしておそらく傳田聴覚研究所の語学トレーニング用のヘッドホンだと思う。定価は不明だが、傳田聴覚研究所の他の商品はセットで5万円は下らない高級品。メルカリやヤフオクでは2000円前後で取引されている。中古相場を考えるととても良い音なので見つけたら確保することをオススメする。
☆Magic Listening Hyper Training Phoneの良いところ
・そこそこ高い基本性能
・安い
★Magic Listening Hyper Training Phoneの良くないところ
・良くも悪くも密閉型っぽい音
・独特な音場
・聞き疲れしやすい
【装着感】
少々重いが、オーテクのウィングドサポートが採用されており快適。
【その他】
遮音性・音漏れ耐性ともに密閉型ヘッドホンとして中々優秀。デザインは良くない。非常に安っぽい。携帯性はイマイチ。大型ヘッドホンだし、持ち運び用に設計されていない。
おそらく廃盤。後継機は不明。音質・形状的にath-a900zあたりだろうか。
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