【スペック】
メーカー:AKG
発売年:2006年
再生周波数帯域:12Hz ~39500Hz
参考価格:47000円
形状:開放型
特記事項:モニターヘッドホン
【評価】
音質:82 装着感:4.5 遮音性:1 音漏れ:1.5 デザイン:5 携帯性:1
オススメ度:5
【総評】
音の傾向はフラット。低音は最低限だが、締まった良好な低音が出る。中音は上位機種と比べても更に透明感のある表現。スッキリしているが、味気なく感じる人もいるかもしれない。高音は綺麗だが硬い表現。解像度は定価を考えるとやや低いか。音場は広い。上位機種より低音が少なく色々な音が見やすい。音色は寒色系。切れ・スピード感は良好。音圧はやや強め。聞き疲れはしやすい。
上位機種と比べても遜色がない高音質なリファレンスヘッドホン。どちらを選ぶかは好みの差だと思う。
☆k601の良いところ
・硬くモニターライクな音
・良好な装着感
【装着感】
良好。k701と同じ。
【その他】
遮音性は低く、音漏れは大きい。デザインはこげ茶に銀という珍しいものだが高級感がある。丈夫なヘッドホンだが、大型ヘッドホンかつ折り畳み機構も皆無なので基本は室内専用機にした方が良いだろう。
本機は廃盤だが、後継機としてk612がある。値段が大幅に下がっておりかなりコストパフォーマンスが高い。二万円以下で分析的なリスニングがしたいときの有力な候補。
k612pro:https://amzn.to/3UCpOVP