【スペック】
メーカー:ホシデン(SATOREX)
発売年:1960年代
再生周波数帯域:不明
参考価格:1000円前後?
形状:開放型オンイヤー
特記事項:レトロヘッドホン、モノラル
【評価】
音質:11点 装着感:1 遮音性:1 音漏れ:1 デザイン:4 携帯性:3.5
オススメ度:1
【総評】
音の傾向はカマボコ。低音は量感が弱いのは勿論、ポコポコと弱弱しい音がする。中音は独特。鋭く上ずったような音で、脳内に張り付く感覚。高音は良くない。伸びないし、ピークを感じて鋭く刺さる。解像度は物凄く低い。恐らく全ヘッドホンワーストクラスだと思う。音場は独特。中音域が前面に出て、それ以外の音はボヤっと弱く滲む。音色はよく分からない。おそらく寒色系。切れ・スピード感はイマイチ。というより全く感じない。音圧は弱め。聞き疲れはかなりしやすい。
ホシデン(現SATOREX)の古いヘッドホン。おそらくsennheiserのhd414が元と思われるデザインで、見た目はかなりハイソ。でも…肝心の音質はとても悪い。本当に一応音が鳴るといった感じで、百均のイヤホンより音質が良くない。コレクションとして記念に持っておくのはありだと思う。個人的な事情を書くと、手持ちの60を超えるヘッドホンの中でも1番低い音質で、ある種のベンチマークとなっている。
☆ルンルンの良いところ
・ハイソなデザイン
・音楽が成り立つ
★ルンルンの良くないところ
・全体的に低い音質
【装着感】
悪い。とにかく側圧が強い。hd25より強い。耳が痛くなる。
【その他】
遮音性は無く、音漏れは多い。デザインは時代を考えるとかなりオシャレだと思う。携帯性はそこそこ。