【スペック】
メーカー:SENNHEISER
発売年:2010年
再生周波数帯域:12㎐~385000Hz
参考価格:24000円
形状:開放型
特記事項:傾斜ドライバー
【評価】
音質:55点
装着感:5 遮音性:1 音漏れ:1 デザイン:4 携帯性:3
オススメ度:4
【総評】
音の傾向としては中低音寄り。どっしりとした柔らかく包み込むような低音、やや弱い高音。刺さりとは無縁。特筆すべきは中音域。とろけるように滑らかで艶やかなボーカルが楽しめる。解像度は悪くないが、値段なり。音場は管理人の全所有機種の中でも広いほう。音色はやや暗め。切れ・スピード感は良くない。音圧は物足りない。
音場が広く解像度もそこそこあり、こもりも少ないためどんな曲でも無難に65点くらいを出してくれるヘッドホンという印象。
ただ、男声にしろ女声にしろ、歌モノを聞く人は一度手に取る価値がある名機。
【装着感】
素晴らしい。フカフカのベロアパッドがしっかりと密着し、頭を強く振ってもずれない。側圧は強くも弱くもなく、ちょうどよい。このヘッドホンの真価はここにあると思う。
【その他】
鳴らしやすく、どんな機器につなげても音量がとれる。hd598は廃盤となっており、後継機はhd599。Amazonセールでしばしば一万円台前半となっていて、コストパフォーマンスは最高クラス。断線してもリケーブルできる。以上の点から初心者にとてもオススメできる一品。
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