seven_headphoneのブログ

ヘッドホンはお好きですか

AKG K240studio のレビュー


【スペック】

メーカー:AKG

発売年:1975年

再生周波数帯域:15Hz ~25000Hz

参考価格:6336円

形状:半開放型

特記事項:モニターヘッドホン

【評価】

音質:68点 装着感:4 遮音性:3 音漏れ:2 デザイン:3.5 携帯性:3.5

オススメ度:5

【総評】
音の傾向はやや低音より。締まっていて、かつ響きと量感のある独特で良質な低音。中音は値を考えるとクリア、かつ艶を両立している。高音は癖が無い。解像度は値段を考えると高いが、一般的に見てそこまで高いわけでは無い。音場は半開放型にしては狭い。音色はややフラット~ウォーム。切れ・スピード感はかなりある。音圧は強め。聞き疲れはする。

響きが特徴的なヘッドホン。その割にぼやけたり曇ったりしない。この音が好きになれるかで大きく評価が分かれると思う。数十万円のヘッドホンや静電型よりずっと良い音と主張するくらいの信者がいる一方、値段なりと評する人もいる。個人的に一万円台のヘッドホンと戦う力はあると思うし、この価格帯ならaurvana

live!かK240の2択だと思う。バランスの良い綺麗な音の万能機が欲しいならaurvana live

,ヘッドホンをたくさん集め始めてもほかの機種と差別化できるヘッドホンが欲しいならK240。

☆K240の良いところ

・響きと量感と締まりを兼ね備えた良質な低音

・リケーブルが簡単

・安い

★K240の良くないところ

・量感のある低音が嫌いな人には向かない

・(上位機種と比べると)中高音が伸びない

【装着感】

自動でフィットするヘッドバンドもあって良好だが、イヤーパッドが硬い合成皮革のため総合的な装着感は「それなりに良い」レベル。

【その他】

半開放型らしく遮音性はいまいち(T60RPよりはマシ)。音漏れは多め。デザインはプラスチッキーだが細部のつくりが綺麗。大型だが丈夫で、携帯性はそれなりといったところか。

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熱狂的な信者のいるヘッドホンです