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hiby r6Ⅲのレビュー

【スペック】

メーカー:hiby

発売年:2023年

参考価格:75900円
形状:デジタルオーディオプレーヤー(DAP)

特記事項:最大15時間連続再生、A級アンプ回路搭載、ESS DAC

バイスの性能:Android12、RAM4GB、64GBストレージ、snapdragon665

オススメ度:5

☆各観点の評価

・スタミナ…バッテリー持ちは中々良い。アンバランスで15時間、バランス接続で12時間というのはそこそこの性能のCPUと4GBのRAMを積んだAndroid搭載DAPとしては珍しいだろう。

・音質…基本的にかなりフラットで、音場感や解像度といった基本性能も10万円以下という価格を考えると申し分ない。特別にどこかに強みがあるというタイプではない。

・出力…下位機種であるr5gen2よりも少し弱く、低能率のヘッドホンは厳しい。しかしイヤホンならp2plusのような極めて鳴らしづらいイヤホンも鳴らせるし、小型のポータブルヘッドホン程度ならバランスを崩さずに鳴らすことはできる。

・端子…4.4のパワーアウト(イヤホンを挿す端子)と独立したラインアウト端子が付いており、拡張性は悪くない。

・A級アンプモード…r6ⅢはクラスA級アンプ回路を搭載しており、オンオフを自由に切り替えることが出来る。オンにすると音の厚みと解像度が増す.....気がする。大きな差は感じられないし、バッテリーの消費が激しくなるので普段はあまり使わない。

・動作…DAPと考えると驚くほどサクサク動く。

・価格…7.5万円と書くと高価に見えるかもしれないが、DAPとしてはかなり安価な方だ。また、値段に対して性能と音質のバランスが良く優秀な入門機と言えよう。ここからステップアップしようと思ったら一気に20万円~のミドルクラスに突入する必要があるため、特別な拘りが無ければこの辺りでとめておくのも一つの手だろう。

【総評】

 出力とバッテリー持ちは下位機種に譲るものの、それなりに高いデバイス性能とより癖や粗さの少ない高音質を獲得した万能機。これが気に入ったならr6Ⅲを使い続ければよいし、音質面、バッテリー持ちなどでより上を目指すにしろちょうど良いサブ機として活躍してくれるだろう。

 

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手堅い選択肢です