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ヘッドホンはお好きですか

城下工業 SWD-UA1(アンプ)のレビュー

 

※こちらはTwitterリツイートキャンペーンで無料で入手したものです。
【スペック】

メーカー:城下工業

発売年:2023年

出力:ヘッドホンアンプ...16Ω/42mw 32Ω/57mw 40Ω/60mw

   スピーカーアンプ…11w+11w

参考価格:59800円
形状:据え置きアンプ

特記事項:スピーカー/ヘッドホン両方を出力できるアンプ、デジタル入力のみ

音質:4.0 サイズ:4.5 出力:4 デザイン:4.5 

オススメ度:4

【総評】

 音質は良い。ポータブルアンプのfiio q3に比べて音場が広く、解像度が高い。また、音量が取りやすく、600Ωという高い抵抗率のヘッドホンでも十分な音量が出る。このアンプはカタログスペックがとても低く、例えばポータブルアンプのfiioq3でさえ32Ω/160mwなのに対してSWD-UA1は32Ω/57mwだ。単純計算でfiioq3の35%の出力しかないことになるはずなのだが、何故か中々パワーがあるように感じる。具体的に書くとifi micro idsdのnormalモード(16Ω/1000mw)と同等の出力のように感じる。結局なぜパワーがあるように聞こえるのかは分からなかったが、アンプの出力はスペックだけでは分からない、ということが分かって興味深かった。このように大型ヘッドホンを駆動するには中々良いのだが、イヤホンとの接続には向かない。サーっという大きなホワイトノイズが乗る。サイズは据え置きとしてはとても小さく、置く場所に困らない。デザインはスタイリッシュで、なかなか良いと思う。高級感もある。

 音も中々良いのだが、このアンプの真価はその万能性だと思う。ヘッドホンは勿論、スピーカーも、古いSTAXも(アダプタは必要だが)鳴らせる。小型のオールインワンデスクトップアンプ、というのはありそうで中々無いと思う。拡張性が無く、これ以上に音質を向上させる手段が無い為高音質を極めたい人にはオススメできないが、手軽にヘッドホン、スピーカーの両方を高音質で鳴らしたいという人にはかなりオススメ。

swd-ua1:https://amzn.to/3tZBoPW

何かと便利なアンプです